2012年1月26日木曜日

UPキャンパス内を散歩

フィリピン大学Diliman校.フィリピン大学はフィリピン最高峰の教育機関で,Diliman校は学内でもトップのキャンパスらしい.国立大学.キャンパスはケソン市という,マニラの隣の市.キャンパスの広さはDiliman校だけで493ヘクタール,東京ドーム100個分以上.C先生はここを卒業した.

ここはジープニーの停留所なのだとか.このように,屋根付きで分かり易い場所もある一方,止まってるジープニーに勝手に乗り込む場合もある.初乗り8ペソ,最大11ペソらしいが,料金が上がるポイントがわからない.ルールが全く理解できない.

学内.

 この通りは,学内を移動する交通機関が良く通る.キャンパスは広く,抗議は様々なビルで開かれる.このため,休憩時間中に移動が間に合わないこともあるらしい.

この後,少し森林の中を通る.このとき,もの凄い量のロウソクの燃えかすをみる.数年前,ここで学生が殺されて,ロウソクはその供え物らしい.先生は,よくあることだと言う.昼間はのどかなキャンパスに見えるが,夜は大変危険で,暗い時は学生も一人では歩かないという.確かに,キャンパス周囲に門があるわけでもなく,警備員も見かけていないので,キャンパスには誰でも入れる.構内に済む浮浪者も多数いるのだとか.

大学のメインの建物らしい.大学のカラーはマルーン(赤っぽい)とフォレストグリーンらしい.この後,この建物同様,マルーンと白の建物を大量に見る.

学生の休憩場所.広っ.


経済学部.

経営学部.

学部は忘れた.構内の移動手段であるジープニーが走っている.


第二図書館.美しい.

売店.平日は行列ができる.

ジープニーだらけの道路と異なり,学内はかなり静か.先生はこの空間が好きなのだと.


大学のシンボル的時計.どこが時計か分かる?と聞かれ,しばらく考えたがわからない.聞いてみた.

半円上のオブジェ(以下,オブジェA)の中央を,別の棒(以下,棒B)が貫いている.棒BがオブジェAに落とす影の位置によって,時刻を表しているらしい.このとき,時刻はおよそ2時半.棒BがオブジェAの右下の部分に陰を落としている.この位置は,オブジェAの真下から赤いメモリ2.5個分の位置にあり,それが2時半を表している.すごい.建築家が作ったらしい.

学内の協会.

すごいことに,挙式の最中だった.先生もここで見たのは初めてだそうだ.



売店とジープニー乗り場.

売店の中.結構大きい.

文房具,古本,衣類などの学生の必需品のほか,喫茶店,記念品売り場なども.

建物中央には張り紙が.チュータの募集が多いことに気付く.このとき,先生も何らかの募集に応募した.

古本.

服.先生(左)は,たまにここで買ったそう.

ストリートショップと,裏には寮.

別の運動場(オーバル).広っ.





鐘.
鐘の下.

学内のラグーンへ.

本当に緑豊かなキャンパス.

ラグーン.年々推量が減っているらしい.数十年前は湖だったそう.

スタチュー.

広場.卒業式はここで挙げたらしい.

奥にはメインゲート.

広場で遊ぶ子供たち.

メインゲート.


学内を歩きながら,学生時代の話を色々きいた.国立大学ということもあり,基本的に貧しい学生が多い.彼女の友人の中でも,授業料が支払えず,やむを得ず退学した者も多いらしい.彼女自身も裕福ではなく,働いている今も携帯を持っていない.サイエンスを専攻して卒業したが,社会科学にも興味があって再入学を目指している.今は,そのための資金を貯めているらしい.将来はサウジアラビアで働きたく,空いた時間には現地のジャーナルを読んでいる.限られた資金をうまくやりくりしながら.その他にも色々な話を聞けた.恵まれない環境の中で,すごく頑張っていることが伝わってきて,なんだか泣きそうになってしまった.それはそれで大変失礼なのだが.返す言葉が全く見つからなかった.

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